シンハラ語で「光り輝く島」の意味を持つスリランカ。世界有数の紅茶産地として名高いこの国は、セイロンと呼ばれていた時代があります。歴史とともに、その魅力をひも解いていきます。
島の中心部から南にかけての丘陵地帯の茶園や、19世紀から続く英国式紅茶の歴史がギュッと詰まっているスリランカは、まさに「生きた紅茶の博物館」です。
狭い国土でありながら、地形は起伏に富んでいるスリランカ。島の中央部に広がる山岳地帯に年2 回吹き付けるモンスーンと呼ばれる季節風と、地域ごとに異なる標高差がセイロンティーの多彩な個性を生み出しています。
お茶ファンなら誰もが耳にしたことのある「ダージリン」。ダージリン ファーストフラッシュを買い付けるためにダージリンを訪れたバイヤーの、旅の手記をお届けいたします。