
限られた産地でのみ生まれる希少な一杯。
これが紅茶の「新茶」、最大の魅力です。
紅茶の「新茶」は春摘み紅茶
紅茶における「新茶」とは、「春摘み紅茶」を指します。多くの紅茶産地は亜熱帯から熱帯の低地に広がり、年間を通じて摘採が可能なため、季節ごとの品質差は比較的穏やかです。しかし、インドのダージリンやニルギリなど、冬の低温や寒暖差の影響を受ける限られた地域では、風味が際立つ時期「クオリティーシーズン」が訪れます。春摘み紅茶は、こうした条件が揃う一部の産地でのみ生まれる、特別な季節の一杯なのです。
軽やかで爽快、輝く水色
春摘み紅茶は若々しくやわらかな茶葉を生かし、軽やかで透明感のある味わいに仕上がることが多いのが特徴です。若葉や花、果実のような香りが立ち、やわらかな味わいで、澄んだ余韻が続きます。水色は明るく美しい輝きを見せます。産地ごとの気候や標高の違いが香味に表れ、その年ならではの個性を楽しめるのも魅力です。
紅茶の「新茶」を楽しめる産地
みずみずしい高原の新茶
ニルギリ Nilgiri
南インド最大の紅茶産地。高地で1~2月頃に摘まれた旬の紅茶は、特に南国の果実のようなみずみずしい香り、甘みが凝縮したクオリティーとして知られています。
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西ガーツ山脈の南部に位置するニルギリの茶園。
香り高き爽やかな一杯
セイロン(スリランカ) Ceylon SRI LANKA
インド洋に位置する紅茶の名産地。標高帯と季節風の影響で、地域ごとにクオリティーシーズンが異なります。島の東斜面のウバは7~8月頃ですが、西斜面に広がるディンブーラとヌワラエリヤは1~3月(一部は8月)の春摘みです。
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清新な風味と美しい水色
ダージリン Darjeeling
インド北東部のヒマラヤ山麓に広がる高級紅茶産地。旬はファーストフラッシュ(春摘み)、セカンドフラッシュ(夏摘み)、オータムナル(秋摘み)の年3回。特にファーストフラッシュは爽やかで清々しく、淡い黄金色の水色が魅力です。

ファーストフラッシュを摘む光景(ダージリン・タルボ茶園)
フレッシュ感あふれる味わい
アッサム Assam
ミルクティー向きの紅茶を多く産出する名産地。黄金に輝く新芽と甘くコクのある味わいのセカンドフラッシュ(夏摘み)が有名ですが、春らしい若々しい味わいのファーストフラッシュ(春摘み)も定評があります。
LUPICIA Tea Magazine



