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2025年 台湾春摘み烏龍茶
今年の台湾春茶は、例年よりも気温が低くシーズンの開始が少し遅れましたが、葉の成長期によく冷え込んだことで茶葉がゆっくり成長できたため、風味豊かなお茶が出来上がりました。春摘みらしい爽やかな香気と甘み、厚みのある豊かな余韻を楽しめるラインアップをご紹介します。
寒暖差が大きく霧深い環境で育まれた、台湾烏龍茶の最高級品の高山茶。梨山エリアからは3種類のお茶をお届けします。「6348 梨山(リサン)烏龍 果香(カコウ) 特級 春摘み」は、口に含んだ瞬間に感じる清々しくみずみずしい印象を、ふくよかな味わいが追いかけます。いつまでも続く甘い余韻と上質な透明感のある風味はバイヤーおすすめの逸品です。次に「6354 大禹嶺(ダイウレイ)烏龍 極品 春摘み」をご紹介します。南投県と花蓮県と台中県の境に位置する大禹嶺は、標高およそ2,600mと世界でも有数の高さを誇り、大禹嶺で育まれたお茶は台湾高山茶の中でも高価で貴重なお茶として注目されています。梨山エリアに属し、厳しい急勾配の山腹に位置する華崗茶区で作られた「6355 華崗(カコウ)烏龍 特級 春摘み」は、青みと厚みの中に穏やかな甘みが交差した、気高く上質な風味の台湾高山茶の傑作。最高峰の高山茶を試してみたい方におすすめです。大禹嶺烏龍と華崗烏龍は、通信販売限定でのご用意です。
高山茶の中心地、阿里山からは味、香りともに優れた3種類のお茶をご紹介します。春風のように軽やかな風味の「6349 阿里山(アリサン)烏龍 特級 春摘み」は、花蜜のような甘い香りと透明感あふれる爽やかな味わいの王道の台湾高山茶です。次に「6357 阿里山金萱(アリサンキンセン) 春摘み」は、絹のように繊細で透明感のある味わい。金萱種ならではの甘くミルキーな香りが楽しめます。なめらかで上質な飲み心地はバイヤーおすすめの人気の高山茶です。こちらは通信販売/一部店舗でのご用意です。
そして、緑の烏龍茶だけではない台湾茶の世界。「3250 阿里山小葉(アリサンショウヨウ)紅茶 春摘み」は、プラムを思わせるフルーティーな香りとやわらかな味わいが特徴の台湾春摘み紅茶。漆黒の大ぶりの美しい茶葉も印象的です。こちらも通信販売/一部店舗でのご用意です。
他にも、みずみずしい花香と上質感のある甘みが特徴の「6350 文山包種(ブンザンホウシュ) 特級 春摘み」、焙煎が引き出す豊かな甘みと余韻が特徴の「6351 凍頂(トウチョウ)烏龍 清香(セイコウ) 特級 春摘み」など、伝統の二大銘茶もご用意しています。
毎日のお茶におすすめの「6352 名間四季春(ミンジェンシキシュン) 春摘み」は台湾の一大茶産地・名間郷で作られた凝縮感のあるしっかりした飲み心地のお茶です。春らしい華やかな香りとフレッシュな味わいがバランスよく調和した、春摘み烏龍茶のオリジナルブレンド、「6353 台湾烏龍茶 春摘み」を今年もご用意しています。どちらも、台湾烏龍茶は初めてという方におすすめです。
そして、台湾緑茶の産地として知られる三峡からは、春らしい清らかな香気と穏やかな甘みが重なる極上の台湾緑茶、「6356 三峡碧螺春(サンキョウビーローチュン) 春摘み」をお届けします。中国名茶の製法で仕上げた最高級の逸品は、通信販売/一部店舗でのご用意です。
同じ産地で作られるお茶でも、仕上げによって異なるバラエティー豊かな台湾茶の面白さをぜひご体感ください。台湾茶は煎が効くため、例えばホットで楽しんだ茶葉を、そのまま水出しにしてアイスティーに、という楽しみ方もおすすめ。初夏に涼をもたらす、爽やかな風味をお届けします。
シーズンごとの一期一会の出会い、今だけの旬の風味をぜひお楽しみください。
2025年6月20日
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