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NEWAutumnal 秋摘み

今年のダージリン オータムナルはヒンドゥー暦の祝日が収穫期と重なったことで、例年よりもとても短いクオリティーシーズンになりました。全体的に爽やかな仕上がりのお茶が多い中、ルピシアでは、華やかな香り立ちが特徴のキャッスルトンや、深い甘みとコクがありミルクティーにもおすすめのサマビオンなど、オータムナルの懐の深さを実感していただけるアイテムを厳選しました。ぜひお好みのお茶を見つけてみてください!

今年最後の収穫となるオータムナルシーズンを迎えた茶園の風景。急斜面の中、丁寧に手摘みされます。

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以前のシーズンのレポート 以前のシーズンのレポート

Second 夏摘み

今年はシーズンの開始が例年よりも遅れ、夏摘みらしい品質のお茶は6月に入ってから作られ始めました。シーズン序盤のお茶については、やや焙煎が強めで味わいは軽めの傾向にありましたが、6月の第2週になると香りと味わいに濃さが出始め、ここから6月の後半にかけて旬らしい風味のものが作られました。シーズンの始まりもピークも、例年よりも10日~2週間ほど遅れましたが、品質をみると上々の出来栄えと言えます。

昨年は、品質がピークに達する直前に予期せぬストライキが発生し、夏摘みの真骨頂の風味のお茶は作ることができませんでしたが、今年は、香り・味わいともにしっかりと強さと濃さの出た、まさに旬のダージリン夏摘み紅茶となりました。

First 春摘み

過去「ルピシアだより」の誌面などでも度々お伝えしていたように、昨年6月にダージリンで政治的な理由による大規模なストライキやそれに伴う事故などが勃発。約3ヵ月半の間、紅茶の製造はもちろん、草むしりなどの茶園の手入れも困難な状況下にありました。しかし、昨秋から年明けにかけて、多くの人々の努力によって茶園の状況は回復に向かい、現在のダージリンには、明るさが戻っています。

今年のファーストフラッシュについて、残念ながら、収穫量などは例年よりもやや少なくなる見込みでした。しかし、ストライキ中にしっかり休息をとった茶樹の新芽は、例年にもましてイキイキとしているという、うれしい報告が、現地に出張中のバイヤーから届きました。復活した名産地の旬の味わい、ぜひお楽しみください。

写真左・2017年7月撮影)手入れ不足のため雑草が生い茂り荒れた茶園。

写真右)今年3月下旬、ルピシアのバイヤー訪問時のタルボ茶園にて。

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