買い付け情報

NEWSecond Flush 夏摘み

今年は新型コロナウイルスの感染拡大による茶園の稼働停止期間に伸びてしまった茶樹のメンテナンスによって、夏摘みらしいお茶の収穫が大幅に遅れる事態となりました。

また通常6月中下旬ごろには旬の終わりを告げるモンスーンが到来しますが、今年はその時期がやや早く、上記の夏摘みシーズンの遅れとも重なり、旬と呼べる期間が極めて短くなりました。結果として例年と比べ、夏摘みらしいお茶が非常に貴重な年となりました。

しかし、短いピークでしたが品質は上々。旬ならではの芳醇な香り、ジューシーで甘い味わいが存分にお楽しみいただける、個性豊かなお茶をご用意できております。

インドでは現在もなお、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。そのような状況においても、現地の茶園は非常に厳格な感染対策を取りながら、世界中から待ち望まれているダージリン夏摘みを作り上げました。その熱意のある仕事に敬服すると共に、茶園で働く方々に一日でも早く平穏な日々が訪れるよう、ささやかながら願うばかりです。

2020年 ダージリン セカンドフラッシュのお求めはこちら世界のお茶専門店ルピシア オンラインストア

以前のシーズンのレポート 以前のシーズンのレポート

First Flush 春摘み

2020年5月15日 掲載

今年のファーストフラッシュは、2月末から3月初旬にかけて程よく雨が降り、そしてその後の乾燥、気温の上昇によって、理想的なシーズンのスタートとなりました。シーズン初頭の品質はここ数年でも特に良かったと言えるでしょう。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月下旬に発令された、インド全土における外出禁止命令により一時茶園は閉鎖。収穫・製茶作業を進められず今年のファーストフラッシュは生産量が激減しました。そのため高品質なお茶は、より希少価値の高い年となりました。

ルピシアは現地の茶園と日々連絡を交わしながら、直接の繋がりを活かし、「キャッスルトン, 2020-DJ1」、「マーガレッツホープ スプリングディライト, 2020-DJ4」を始めとした、貴重なお茶を買い付けています。どのお茶も、茶葉の生命力を感じさせるみずみずしさや爽やかさが際立っており、ファーストフラッシュならではの風味が存分にお楽しみいただけます。

ダージリンでは4月の中旬になってようやく、厳格な感染対策のもと制限付きで茶園の稼働が許可され、徐々に製茶も再開しています。茶園で働く方々に、一日でも早く平穏な日々が訪れるよう、ささやかながら願うばかりです。

マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ちながら茶摘みをしている様子。


キャッスルトン茶園、マーガレッツホープ茶園より、
今年のファーストフラッシュについてコメントが届いています。

キャッスルトン茶園より

ルピシアが買い付けたキャッスルトンのDJ1とDJ2は、シーズン初頭にしか現れない極上の香りの逸品です。今シーズンのお茶の中でもベストの品質と言えるでしょう。貴重な風味を楽しんでください。



マーガレッツホープ茶園より

マーガレッツホープ茶園で今年一番初めに製茶されたスペシャルティー「マーガレッツホープ スプリングディライト」は、ルピシアのために作った特別なお茶。とてもみずみずしい風味が魅力の逸品です。ぜひ到着まで楽しみにお待ちください。

マーガレッツホープ茶園 マネージャー シン氏

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