Vol.4 全員でお茶の感想を語り合い、接客に活かしています ~お茶の勉強会~ Vol.4 全員でお茶の感想を語り合い、接客に活かしています ~お茶の勉強会~

店舗で行っている勉強会について教えてください。

勉強会は月に1度、閉店後に行っています。勉強会では、新しく入荷した旬のお茶を全ていれて飲み比べし、本社から送られてくる味や色、香りなどを書き込めるテイスティングシートに自分が感じたことを書き込んでいきます。その後、飲み比べた中でそれぞれが一番好きなお茶とその理由、感想を話し、共有します。そのお茶が好きだと感じた人の言葉や感想を、全員で共有することで、店舗内で統一したセールストークとなるようにしています。

旬のお茶の季節になると、ひと月に30種類もの新商品が入荷してきます。限られた時間の中での勉強会なので、飲み比べるお茶の多い時期は大変ではありますが、食べ物を持ち寄り、どのお茶と合うかを試すこともあり、お茶会のような気持ちで楽しんで行っています。

店内勉強会のポイントはありますか?

本社で行う店長会で、必ず旬のお茶テイスティングの時間が設けられています。私は店長会でのテイスティングの後に、お茶に関する情報をまとめたメモを作成し、自分の店舗のスタッフに配って勉強会の際に使っています。

メモには、テイスティングをした旬のお茶の味や色、香りなどの情報はもちろんですが、そのお茶の産地がどこにあるのか、どのような歴史があるのかなどのお茶そのものの情報や、「ミルクを入れる」「焼き菓子に合う」など、そのお茶をより美味しく飲むおすすめの方法などもまとめています。また、お茶は農作物なので、その年ごとで取れる量や味の傾向などが違ってきます。今年のお茶の傾向についても、接客の際にスタッフ全員がお客様にお伝えできるようにするため、メモで共有しています。

店舗には経験のあるスタッフも入ったばかりのスタッフもいますので、誰が読んでもわかりやすいようメモにまとめることを心掛けています。

お茶の味を表現する言葉って難しいですよね。

お茶の味や香りを表現する時、よく花や果物に例えてお客様にお伝えすることが多いです。お茶の専門店やコーヒーショップなどに立ち寄った時に、このお店ではどのような味の表現方法をしているのか?ということをチェックするようにしています。日常よく目にするシーンからヒントを得て、よりお客様にわかりやすい、的確な表現ができるようにしています。

お茶の知識を深めるために、店長が行っている工夫はありますか?

ルピシアのお茶のパッケージには、茶葉の量・浸出時間などのおすすめのいれ方が書いてあるので、美味しくお茶をいれることができますが、私はたまにあえておすすめより長い・短い時間や、多い・少ない量でいれてみて、味がどう違うのかを比べています。同じお茶でもストレートで飲む、ミルクを入れる、砂糖を入れるなど、いろいろな飲み方を試しています。そうすることで、意外な組み合わせや美味しさに出会うことがあります。それらを共有することで、スタッフがより詳しい説明をお客様にできるようになり、自信をもって接客ができるようになります。日々のテイスティング、勉強が大切だなと常に感じています。

今回のインタビュー 二子玉川 東急フードショー店
二子玉川駅からすぐの二子玉川 東急フードショー店。
毎日のお茶から大切な贈りものまで、スタッフがご用途にあわせたお茶選びのお手伝いをいたします。
二子玉川 東急フードショー店
二子玉川 東急フードショー店
〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-21-1
二子玉川ライズ・ショッピングセンター
B1F フードショー内
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二子玉川 東急フードショー店 長濱店長
二子玉川 東急フードショー店 長濱店長

2018年度エントリーは締切りました。たくさんのご応募をありがとうございました。


マイナビ2018